7月12日 南千里公民館での活動

みなさんこんにちは!
今回は創作専科「カホン&カスタネット作り」です。カホンとはスペイン語で「箱」を意味し、ペルー発祥の楽器でタンスの引き出しや木箱を叩き始めたことがカホンの始まりといわれています。
本体は木製のティッシュボックスを低音と高音の音の違いが出るように板で中が仕切られた加工がされています。
まずはヤスリ掛けです。叩くときに痛くないように箱の四辺をヤスリで滑らかにします。次に下地塗り。
インスタントコーヒーを刷毛で塗って染めるようにします。その姿はみなさん職人のようで真剣そのものでした。コーヒーの色は民族楽器を思わせる独特な風合いになりました。
ドライヤーで乾かしたあとは本体の装飾です。大好きなキャラクターのイラストを全面に描き丁寧に着色したり、ワイワイのロゴマークや音符などのスタンプを使って鮮やかにスタンピングしたりと個性あるカホンに仕上げることができました。
カスタネットは竹製のコースターの真ん中に穴をあけたものにフェルトを挟みゴムを通して作りました。仕組みはシンバルと同じでどこを叩いても竹の乾いたいい音が鳴ります。
初めに合わさる2枚のコースターにイラストや名前を描き、それを支援者が焼きごてでなぞるようにして焼いたイラストや名前にしました。なかには色ペンで裏表にイラストで仕上げた方もいました。

ふたつの楽器が完成したらひとりひとりが作った楽器のアピールポイントを発表しました。そのあとは出来上がった楽器を鑑賞しながらおやつタイム。
そして作った楽器の叩き方の練習をして季節の歌の「茶摘み」「村祭り」を演奏し、最後は「風になりたい」の曲でピアノやギターと合わせてセッションをして大盛り上がりになりました。
楽器は自分で作った世界でたったひとつのオリジナル楽器です。テレビを観ながら音楽を聴きながら曲に合わせて楽しんでほしいと思います。


ボランティアy.m