11月28日勉強会( 12月17日にも同じ内容にて大阪会場で開催しました。2会場合わせて21名参加しました。) 講座の終盤では3グループに分かれ20分程度各班で話し合ったのち、代表者がテーマと話し合った内容の まとめを発表しました。 【1班】 テーマ「年明けの活動で行うお正月遊び」 お正月遊びでよくやられている、双六やかるたの道具をみんなで製作して、遊ぶ。 双六は、小さい紙に「〇マス進む」などの項目や、好きな絵を描いて、大きな用紙に繋げて貼ってみんなで遊ぶ。 「ここまで行ったら〇〇がもらえる」といった景品などを作ると、モチベーションを持続させられると思う。 かるたは、ひとり一枚札を担当して、文字以外の絵などを描いてもらう。 字が読めないメンバーさんもいらっしゃるので、読む時に手本の文字を見せて、同じ字の札を探してもらう。 双六は待ち時間があるので、集中が切れる可能性があり、かるたは全員でやる規模感だと動き回ることになるので、 グループでやる方がいいかもしれないという課題がでている。 【2班】 テーマ「年末の活動で作成する箱づくり」 簡単に組み立てられる段ボール製の箱を用意し、この箱の側面に好きなように絵を描いたり、デコレーションしてもらう。 点字を打った紙(リサイクル用)を細長くカットすると、模様のあるレースのような紙になる。 来年が寅年ということで、箱の蓋になる面の裏に、寅の干支のイラストがある紙を貼る。 時間が余ったら、お土産のお菓子を入れる紙製の袋作り。これには折り目の線をあらかじめ描いておき、 3工程ですぐに出来上がる。この袋にもデコレーションしてもらうとよいかも。 【3班】 テーマ「ちぎり絵」 製作するものとしては、みんながイメージする一般のちぎり絵と同じ。 ただ絵を描くのではなく、「自分の好きなようにちぎる」という作業があることで、楽しさや達成感があると思う。 「ちぎることはできるが、それで絵を描くことはまでは難しい」という方がいれば能勢先生に見せていただいた 写真にあったように、「ちぎった折り紙をペットボトルなどに入れて作品にするという案も良いのではないかと思う。 最後に、参加者が今日の活動と講座を通しての感想や意見を一人ずつ述べて、勉強会は終了しました。 参加者からは、メンバーさんが楽しそうに描いたり作ったりしていたのでよかった。 最初はみんな「絵を描く」という同じ作業だったのが、最終的にはそれぞれが全く違う材料を使って 作品を作っていて、個性豊かだなと感じた。 今後またこのような活動があったら、もっとメンバーさんの個性や興味のあることを引き出していけたら良いなと思う。 今回のような創作活動をする際、今までは最初に材料を全部出して並べて、好きなものを取ってもらうというやり方をしていた。 今回、先生が最初に出した画材は僅かで、そのあとに小出しで「こんなのもあるよ」と、どんどん増やしていくやり方もあると知って、勉強になった。 などの感想がありました。 (K.T)